悪循環にならないために

高卒ニートとは、高校を卒業したあとも進学や就職(アルバイトも含む)をしていない若者のことを指します。いざ就職しようと思っても、長い期間何もしていなかったなどの理由により企業に採用されにくくなったり、また本人の就職に対する意欲が低下していたりといった問題が起こりやすくなると言われているのです。確かに求人を行う企業側から見れば、特別な事情もないのに何もしていなかったということや職歴が無いということは、ネガティブな印象に映ります。また、仕事も長続きしないのではないかと思われても仕方ありません。そのような事情を本人もある程度分かっているため、なかなか就職に踏み出せないという悪循環に陥ってしまいがちです。このような悪循環から抜け出すためには、とにかく就職活動をはじめるしかありません。いきなりは無理だという場合は、とりあえず簡単なアルバイトに応募したり職業訓練を利用したりするなど、自分にできそうな範囲のものからはじめてみるという方法もあります。アルバイトをすれば、仕事をすること自体に慣れることができるでしょう。将来就職活動を行う時にも、履歴書に職歴として書くことができます。そして、職業訓練ではその職種に必要な知識や技能を身につけることだけではなく、就職についての相談をすることも可能です。また、ニートと呼ばれる人たちは身内以外の人と接する機会を失っている場合も多いため、何らかの社会参加をすることが重要だと言えるでしょう。